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●独学者● 「独学者」という生き方がある。 既存の教育システムに依拠して、いつのまにか効率的に形成されるようなありきたりの知性ではない。貧困や病苦などによって強いられた条件のもとで、その人生の経験に照らして、とらわれなく書物を読み、たまたま出合った知を、そのつど自分の全重量をかけて考え通すという生き方である。*あるコラムより* とすれば、リンチェイは紛れもなく「独学者」だと思う。 5人兄弟の末っ子として生まれたリンチェイは、2歳の時父を亡くし貧しい幼少時代を過ごした。8歳の時その素質を見いだされ武術の道に入る。持って生まれた才能と日々の厳しい訓練により、11歳で全国武術大会の幼少組で優勝。5回も総合優勝し、中国の至宝と賞賛される。18歳の時、あの有名な「少林寺」で主役デビュー。その後映画の世界に入る。 映画での低迷の時期、結婚そして離婚、絶えないケガ、生死にかかわる病気、契約問題でのいざこざ、頼りにしていた人が何者かに銃殺されるという悲劇。様々な苦しみを経験したリンチェイ。しかし、リンチェイの瞳は限りなく澄み、その笑顔は屈託が無い。まさしく「独学者」であり、仏様みたいな人です。 |
●愛妻家● リンチェイといえば「愛妻家」(恐妻家?)で有名である。 1999年、ニナ・リー(利智)と再婚。『出産の時はずうーっと一緒にいるよ』という約束を果たす為、「グリーンディスティニー」への出演を断ったというエピソードは有名。 また、「黄飛鴻」シリーズで恋人役を演じ、他の映画でも数多く共演しているロザムド・クワンと、食事に行ったところを週刊誌に報じられ噂になったことがあった。これを耳にしたニナ・リーは激怒し、荷物をまとめて実家に帰ったそうだ。ニナ・リーがいないことに気付いたリンチェイは、あわててニナ・リーの実家に謝りに行ったらしい。それ以来リンチェイは他の女優とは必要以上に話さなくなったという。 リンチェイが脱がないのも、ラブシーンがほとんど無いのも、ニナさんが嫌がるからでしょうか。『僕には愛している女性がいる。彼女が嫌がることはしたくない。僕には彼女だけで十分だから』とはリンチェイのお言葉。うらやましいっっ! |