1988年【霹靂先鋒】
Final Jastice (未公開)
張(李修賢/ダニー・リー)は部下の信頼も厚いやり手の刑事だが、独断独行が多いため、非人情的で規則に
縛ろうとする新任の上司とはウマが合わない。
ある日、カギ開けを得意とする[青見]仔(周星馳/チャウ・シンチー)は法官(成奎安/シン・フイオン)らのグループの為に
盗んだ車を調達してやる。
[青見]仔の様子を不審に思って追ってきた張刑事は車が盗難車であることを知り、
捕まえて署に連行する。[青見]仔は車を盗んでいないと言い張るのだが、法官たちが起こした強盗殺人の罪までも
きせられそうになる。彼が根からの悪人ではないことを知った張刑事は、法官たちを捕まえる為に協力を求める---。
上手いよぉ、星仔!
今まで星馳の演技の上手さは、どの映画を観ても感じていたが、初の映画出演で、これほど自然で堂々たる演技が
できるとは!!李修賢より断然上手い!!(と言ったら李修賢のファンに怒られるかもしれないけど・・・
^^; )
踊って良し!食べて良し!笑って良し!殴られて良し!泣いて良し!人質に取られて良し!と、どの星馳も最高っ☆
特に星馳がせっぱつまって泣くところでは、思わずもらい泣きしてしまった。本当に辛い事が撮影中にあったのかも
しれない・・・と思ってしまうくらいマジ泣き。ラストで李修賢が泣くシーンでは何故か笑ってしまうのよね〜;
この映画の中で、李修賢に頭を何回も叩かれ、悪人からもメチャメチャ殴られるのだが、星馳はあるインタビューで
「とにかく顔を見たら殴りたくなるようなキャラクターが必要になって、アイツしかいないということで、
李修賢から声がかかった」と言っている。本当かどうかわからないが、実際、李修賢じゃなくとも、
小突いてみたくなるようなキャラを本当に見事に演じている。しかも、若くてかわいい〜!
オススメ度 ★★★★★+★