1989年【龍在天涯】 Dragon Fight
邦題 : 「ドラゴン・ファイト」
中国武術団の公演のためサンフランシスコを訪れていたリーコクラップ「通称ラップ」(李連杰/リー・リンチェイ) は、先輩のウォン・ワイ(狄威/ディック・ウェイ)が空港で逃亡しようとしているのに気付き必死で止めようと する。そして巻き添えをくいワイが犯した警官殺しの罪をきせられることになる。 殺人犯として護送される途中偶然の事故に紛れて逃げ出すラップ。行く当てもないラップを彼のファンだという青年 ヤウ(周星馳/チャウ・シンチー)が救う。やがてラップは悪に手を染め別人のようになってしまったワイと 偶然再会する。。。
周星馳も李連杰も大好きな私にとっては、この映画はとっても貴重な宝物みたいな映画です。
でも、何故か李連杰ファンには評判がよろしくないんですねー。李連杰と利智を結びつけた記念の映画(当時連杰は結婚していたのですが先妻と別れ、この共演で知り合った利智と再婚しました)だというのに・・・ん!?だからなのでしょうか?ファン心理の機微というやつなのでしょうか。
真面目でメチャクチャ強い李連杰に対して、お調子者でいい加減だけど気のいいやつを周星馳が好演しています。
「ダメダメ!そんなことしたら、今にとんでもないことになるよーっ!」とまるで母親のような気持ちで心配していると、
ホレ!やっぱり!という解りやすい展開です。後半でとてもむごい(血だらけ(T_T))殺され方をしてしまうのですが、
主役は李連杰なのでしょうがないのかなぁ。。決して脱がない(二の腕さえあまり見せない)連杰と違って、
簡単に上半身ハダカになったりします。ピアスなんかもしています(笑)
李連杰の人間ワザとは思えないキレのいいアクションと、周星馳の初々しい青年ぶりが拝めるいい映画です。
お薦め度 ★★★★☆