1991年【豪門夜宴】 The Banquet (未公開)
↑注@↑
不動産会社社長の曾小智(曾志偉/エリック・ツァン)は、ある時クウェートのアリババ王子(林子祥/ジョージ・ラム)が香港にやってくることを知る。
アリババ王子は親孝行な人が好きだと知り、自分の親孝行ぶりをアピールしてビジネスに結びつけようと、父親の誕生パーティを開くことを思いつく。
そこで彼は何年も会いに行ったことがない父親を引き取るために、妹夫婦(關之琳/ロザムド・クァンと梁家輝/レオン・カーファイ)の所へ、妻のMimi
(鄭裕玲/ドゥドゥ・チェン)と一緒に出向く。突然やってきた息子夫婦に驚き喜ぶ父親(呉耀漢/リチャード・ン)だが、生活のレベルが違うと一旦は拒否する。
しかし、曾小智が癌で余命いくばくもないというMimiの嘘を信じ一緒に暮らすことに応じる。
そしていよいよパーティの当日。待っているのに何故か招待客が一向に現れない。それは、曾小智の下で働いていた學友
(張學友/ジャッキー・チュン)が流した情報によって、ライバルである洪大寶(洪金寶/サモ・ハン・キンポー)が大々的に開いたパーティのせいだった。そこで曾小智は・・・
中国大陸水災による被災者救済のために制作された映画。出演者は200人超、撮影日数わずか8日という驚くべきオールスター出演映画なのだ〜!
噂には聞いていましたが、本当に凄いです!本筋のストーリーの間をかいくぐり「これでもか?!」と次から次へと登場する香港スター。あまり詳しくない私でさえビックリなのだから、香港映画ツウにはたまらない映画でしょう。
そんな中、私にとっての最大の関心事は星馳がいつ、どれくらいの時間登場するのか?
結局、星馳が現れるのは、、、後半過ぎにエリック・ツァンがみる夢の中。アリババ王子に扮した譚詠麟(アラン・タム)の出演時に登場!「チャウ・シンチー?!」と驚くエリックに「星爺!」と答える星馳。その後、ドゥドゥ・チェンを生き返らせようと賭聖のごとくパワーを使うというシーンが約1分45秒くらい。それと、ラストあたりにマイケル・ホイと
鶏をとり合い^_^;、口バトルを展開するシーンが約55秒くらい。そして最後にみなんで乾杯〜のところにちょっとだけ、と合計しても3分にも満たないですが、インパクトは充分(笑)
若くて短い髪が初々しいぜ 星ちゃん。
マイケル・ホイと鶏を箸で同時につかむシーンで、どう見ても鶏の頭なのに、これはお尻の部分でトサカを痔のできものだと言い張るマイケル・ホイに、「すまなかった」と鶏を譲った後、本当に可笑しそうに笑う星馳の表情が何とも言えません。あと、どうでもいいんですが、張曼玉(マギー・チャン)、劉嘉玲(カリーナ・ラウ)と一緒に歌う京劇メイクをしたエリック・ツァンの顔のデカイことにビックリ!!!
(注@参照) こんなにデカかったけ?(笑)
最後にはみんながハッピーになれて、めでたし♪めでたし♪なので観終わった後はスッキリ爽快。そして何人の明星を認識できたかを競うのにもいい映画かもしれません。
お薦め度 ★★★★☆