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回魂夜

1995年【回魂夜】 Out of the Dark
邦題 : 「チャウ・シンチーのゴーストバスター」

  • 製作 : 方逸華
  • 監督 : 劉鎮偉
  • 脚本 : 枝安
  • 出演 : 周星馳、莫文蔚、黄一飛
  • 【周星馳当時 --- 33歳ぐらい】

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☆この映画のタイトルとなっている回魂(ウイワン)とは・・・☆
故人が死亡してから7日目に魂がこの世に戻って知人と最後のお別れをする日。因みにこの日に故人の 幽霊を見ても決して口をきいてはいけない。故人が未練を持って成仏できなくなるからである。
以上、maikoさんの回魂夜的広東語解説より抜粋させていただきました。多謝!!maikoさん

簡単にストーリー

個性的な警備員たちがパトロールするマンションビル。
そこの住民である李夫婦の息子 榮仔は、祖母の霊にとり付かれ、自分の母を襲う。実は亡くなった祖母が自分を殺した息子夫婦(=李夫婦)に仕返しをする為に幽霊になって現れたのだった。そこへ、幽霊退治を専門とするLeon (周星馳/チャウ・シンチー)が現れ、霊を追い払う。その様子を見ていた阿群(莫文蔚/カレン・モク)は、失恋の痛手も忘れLeonに夢中になる。しかし、このLeonという男は精神病院に入院中の患者で、全く怖がるということを知らない変わった男だった。
そして、「回魂夜の晩にお前らを皆殺しにしてやる」と言い残して死んだ李夫婦の霊を怖れる警備員たちは、Leonによる幽霊退治の講習を受けることになるのだが・・・。

感想など

莫文蔚のとんでる元気なオネエちゃんがいい感じーー。最初「天使の涙」か?って思えるような髪して現れたと思ったら、レオンのマチルダの髪、ラストには坊主頭!激しいぃ〜。
この映画全体も激しくて、スプラッターもの苦手な人は嫌いかもしれない。。死のうとしている人を生き返らせる為に、更にまた酷いことするし、支離滅裂なシーンも多いし。。
けど、私は好きかも〜♪ たぶん見る回数を重ねる毎に味が出る’するめ映画’の類だと思う。
竹を切るシーンで、ナイフでさえ歯が立たないのに、爪切りを出すところとか、血で顔を洗った後の黄一飛の何とも言えない表情とか、幽霊を待ち構える廊下で、莫文蔚が星馳のズボンに入れていた手を一旦出すけど、別にかまわないよ・・みたいなこと言われて、また戻そうとするところとか(NGも笑える)思わずニヤリとしてしまう。全体的に暗〜い設定の中で、ラスト付近の明るいファンタジーっぽいシーンも好き!
肝心の星馳は?と言うと、ずぅっと帽子を被りサングラスしているので、ファンとしては「もっと顔出して〜」と欲求不満気味になるけれど、この映画の為に5Kgくらいダイエットしたと言われるだけあって、引き締まった頬のラインが渋くてカッコいい!

お薦め度 ★★★★★


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