1998年【行運一條龍】 The Lucky Guy
邦題 : 「ラッキー・ガイ」
「幸運茶餐廳」という店で働く阿水(周星馳/チャウ・シンチー)は女性にモテモテの男で、店の皆から一目おかれている。しかし本当は、女性や知人にお金を渡してモテぶりを演出させていた。そんな阿水は学生時代の初恋の人Candy
(鄭秀文/サミー・チェン)とのダンスパーティでの苦い経験をずっと引きずっていた。そして病院で看護士として働いているCandyと偶然再会する。
一方、同じ店で働く阿福(葛民輝/エリック・コット)は親切で真面目だけがとりえの男。阿福は配達途中でFannyという女性とぶつかり一目惚れする。そこで阿福は、女性にかけては凄腕だと崇拝する阿水にアドバイスを求め、そのアドバイスどおりに実行するがかえって上手く行かない。だがFannyは誠実な阿福を心ならず想っていた。
そんな中、店の借地契約の期限が間もなく切れ、店を存続させるにはたくさんのお金が必要だと判明する。お金を工面することが出来ない店のオーナー
(呉孟達/ン・マンタ)は一旦は閉店することを決心する。しかし、息子の阿男(陳暁東/ダニエル・チャン)と偶然知り合い家に転がり込んできた女の子・芳芳
(舒淇/スー・チー)の父親のお陰で救われることになるのだった。。。
何だかバラバラと散漫でマンガっぽい感じが否めませんが、仕事を全く(全く働きません!笑)せずにただ座って、食べたり、ビールを飲んだりして、仲間からお金やブレスレット等を上手い具合にいただく星馳。いいですよね〜。
ここでもまた、待望の学生服(&メガネ)姿の星馳が拝めます!初恋の女の子の姿を陰ながら追いかけ、壁越しに見つめる姿がカワイイ。
でも、この映画での一番の見どころはマンタさんの抑えた自然な演技でしょう!閉店期限の日におじいちゃんのお使いでお店にやってきた女の子とのやり取りのシーンなどは涙しちゃいます
(T_T) やはりただのおっちゃんじゃないです!更に呉君如(サンドラ・ン)のド迫力の演技にもしびれます。
いろいろあるけど最後はみんながハッピーエンドで、おめでたい風な衣装を着て龍舞い?(何と言うのでしょう?)なんぞやってくれ、「終わり良ければすべてラッキー(幸運)!」って感じでしょうか。
お薦め度 ★★★☆☆