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【2008年〜1994年】
 

【1994年〜1991年】
 

【1990年〜1988年】


cj7

2008年【長江7號】 CJ7
邦題 : 「ミラクル7号」

  • 製作 : 周星馳
  • 監督 : 周星馳
  • 脚本 : 周星馳、谷徳昭、曾謹昌、邵麗瓊、馮志強、林逢
  • 出演 : 周星馳、徐嬌、張雨綺、林子聰
  • 【周星馳当時 --- 44歳ぐらい】

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簡単にストーリー

ティー(周星馳/チャウ・シンチー)は息子・ディッキー(徐嬌/シュー・チャオ)を裕福な家庭の子が通う名門小学校に通わせるため必死に工事現場で働いていた。
超貧乏な生活だったが、ティーはいつも息子に「貧乏でもウソをつかず、ケンカせず、一所懸命勉強すれば人から尊敬される」と言い聞かせていた。
そんなある日、靴を拾う為にやってきたゴミ捨て場で、緑色のゴムボールのような物を見つける。 最初は何の変哲もないボールのような物体だったが、ふとしたことからスイッチが入り、何とも不思議で愛嬌のある生き物に変化する。
ディッキーはその不思議な生き物に7(ナナ)ちゃんと名づける。夢の中でのナナちゃんは恐ろしい野良犬さえも簡単にやっつけ、テストの時はハイテクな道具で 助けてくれる凄いやつだったのだが・・・。

感想など

「ナンセンスギャグ」「おバカキャラ」「ありえねー!アクション」「今はド貧乏でダメダメだけど、最後には成功する」と いうような派手な要素は少ない。 貧乏な親子は最後まで貧乏のままだし、笑いやアクションの度合いも低い。
だけど、この映画には夢がある。温かさがある。私はこの映画が好きだ! 「あ、これは星馳出演のあの映画のシーンからだな」とついニヤリとしてしまう場面がたくさんあるのが嬉しい。 そして、何と言っても、ディッキー役の徐嬌ちゃんの演技が上手い! 素晴らしい! 表情豊かなナナちゃんが凄〜く可愛い! ほ、欲しいどぉ〜!!
この映画で一番好きなシーンは、、、ティーを生き返らせるために力を使い果たし、動かないただの人形になってしまったナナちゃんの姿に悲しみ落ち込んでいるディッキーが、ふと思い立ったように 勉強を始めるシーン。さり気ないシーンだけれど「そうだ!いつまでも泣いてばかりいられない。勉強してナナちゃんを元に戻してあげられるようになるんだ!」 という声が聞こえたような気がした。人間の強さを感じた。
星馳映画で号泣?! んなこと・・・ありえ・・・いえ、それが あるんですよ、お客さん!

お薦め度 ★★★★★


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